#35 入学式(にゅうがくしき)

みなさん、こんにちは。日本語教師のたまです。
この番組は、日本語を勉強している人のためのpodcastです。
日本の生活や文化、日本語のことについて、できるだけわかりやすい日本語で話します。

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4月になりましたね。4月といえばやっぱり桜ですね。
わたしのうちの近くでも、桜が咲き始めました。
今年は平年、いつもの年よりも、少し桜の開花、桜が咲くのが遅かったらしいです。
今週末、今週の週末、土曜日、日曜日は、たぶんいろいろなところでお花見のイベントがあるんじゃないでしょうか。みなさんは、お花見に行きますか?もう行った人もいるかな?

さて、4月といえば、日本では新学期(しんがっき)が始まります。
新学期、というのは、学校で新しく始まる「学期(がっき)」のことです。「学期」とは、学校の1年間を区切った期間(きかん)のことです。日本では、小学校、中学校、高校では、3つの学期にわかれています。4月から始まる1学期、夏休みのあと、9月から始まる2学期、冬休みのあと、1月から始まる3学期。地域によって少し違うところもありますが、一般にはこんな感じです。

特に1学期は、新しく始まる学期なので、「新学期」といいます。
新学期には、入学式(にゅうがくしき)や始業式(しぎょうしき)があります。
この「式(しき)」というのは、ある決まった方法で行う行事のことです。セレモニーとも言います。

入学式は、新しく学校に入る学生、新入生(しんにゅうせい)をお祝いする行事です。
入学式の会場は体育館(たいいくかん)などの広い場所で、花や旗が飾られています。
新入生は新しい服を着て入学式に参加します。新入生の親、お父さんやお母さんも、スーツや和服などきちんとした服装で参加します。
在校生(ざいこうせい)、在校生というのは、すでにもうその学校にいる学生のことです。在校生も全員参加します。先生も全員、きちんとしたスーツを着て参加します。

入学式では、校長先生が新入生にお祝いの言葉を言います。在校生は歌を歌ったり、スピーチをしたりして、新入生を歓迎(かんげい)します。

新入生の子どもにとっては、少し緊張する時間かもしれませんね。

入学式はちょうど桜が咲く時期なので、新しい服を着た子どもが桜の花と一緒に写真を撮ったりします。日本人にとって、入学式は、桜とセットで思い出に残るものなんですね。

この時期、きちんとした服を着た子どもと親が一緒に歩いている姿を、よく見かけると思います。それは、入学式に参加する親子なんですね。

こういう入学式は、海外、日本以外の国では、あまり行われないらしいですね。日本独特の文化ですが、日本人にとっては、誰もが忘れることができない特別なイベントです。

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はい、今日のお話はここまでです。最後に、今日のエピソードで登場した単語を復習しましょう。 わたしが単語を読みますので、聞き取ってみてください。ペンと紙を用意して、聞こえた単語を書いてみましょう。 リスニングの練習です。WEBサイトのスクリプトを見て、答えが合っているかどうか確認できますよ。では、始めましょう

1 平年(へいねん)
2 開花(かいか)
3 新学期(しんがっき)
4 入学式(にゅうがくしき)
5 新入生(しんにゅうせい)
6 在校生(ざいこうせい)
7 お祝い(おいわい)
8 歓迎する(かんげいする)

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はい、今回は入学式についてお話ししました。

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今日も最後までお聞きいただきありがとうございました。
それでは、今日はここまで。
また次回、お会いしましょう。

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