143 日本庭園 どう楽しむ?|How to Enjoy Japanese Gardens|日本庭園怎麼欣賞?
みなさん、こんにちは。「てくてく日本語」日本語教師のたまです。
この番組は、日本語を勉強している人のためのポッドキャストです。
日本の生活や文化、日本語のことについて、できるだけわかりやすい日本語でお話します。
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みなさんは、日本庭園に行ったことがありますか?
日本庭園は、日本の伝統的な庭で、石や砂、池や木などを使って、美しい景色を作っています。
京都や東京など、いろいろな場所で見ることができます。お寺や公園の中にあることも多いです。日本を旅行したときに、日本庭園に行ったことがある人も多いと思います。 でも、「きれいだけど、どう見ればいいかわからない」と思ったことはありませんか?「石と砂だけに見える」と感じた人もいるかもしれませんね。実は、私も最初はよくわかりませんでした。
日本庭園には説明もありますが、どう楽しめばいいのか、少し迷うことがあります。今日は、日本庭園の見方のコツをご紹介します。
まず一つ目は、想像しながら見ることです。
日本庭園は、小さな自然を表しています。例えば、石は山、砂は水や海を表すことがあります。なので、「これは何に見えるかな」と考えながら見ると、楽しくなります。
そして、日本庭園は庭の中だけではありません。外にある山や空も、庭の一部として考えます。
これを「借景」と言います。借景は、景色を借りる、という意味です。 庭の外の景色にも、目を向けてみてください。遠くの景色と、庭の景色が一緒になって、ひとつの風景を作っていることに気がつくと、さらにおもしろく感じられると思います。
二つ目は、正解を探さないことです。
「これは何?」「どんな意味?」と考えすぎなくて大丈夫です。答えは一つではありません。同じ石でも、人によって見え方が違います。たとえば、「山みたいだな」と思う人もいれば、「動物みたいだな」と思う人もいます。それぞれの感じ方で自由に味わうことができます。
三つ目は、ゆっくり、そして静かに見ることです日本庭園では、スタスタ速く歩かないで、ゆっくり、じっくり見てみてください。立ち止まったり、座ったりするのもいいと思います。そして、話をしないで、静かに、ただ見る。音や空気、におい、そしてその時の自分の気持ちも、いっしょに感じてみてください。
四つ目は、季節を感じることです。日本庭園は、季節によって大きく変わります。春は新緑がきれい。秋は紅葉、冬は雪など、季節によって景色が変わります。日本庭園は一年中楽しむことができるので、何回も行きたくなるかもしれませんね。
いかがでしたか。
美しい日本庭園では、写真を撮りたくなるかもしれませんが、その前に少しだけ、立ち止まってみてください。さっきまで見えなかったものに、気がつくかもしれません。
わたしは日本庭園に行った時、石や砂を見ながら、いろいろ想像するのが好きです。池や、そのまわりに植えられている木や花も、風景画のようで美しいですよね。水の音や、お香の香りなど、いろいろな感覚が刺激されます。特に朝は、人も少ないので、さわやかな空気の中、ゆっくり楽しむことができます。
みなさんも、そんな時間を楽しんでみてくださいね。
では、今日出てきたことばを、いっしょに確認しましょう。まず、単語をゆっくり読みます。次にナチュラルスピードで読みます。リピートやシャドーイングの練習に使ってみてください。
それでは、はじめます。
| No. | 語彙 | ふりがな(発音) | 英語 | 中国語(繁體) |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 日本庭園 | にほんて\ーえん | Japanese garden | 日本庭園 |
| 2 | 景色 | け\しき | scenery | 景色 |
| 3 | 想像する | そーぞーする¯ | to imagine | 想像 |
| 4 | 借景 | しゃっけー¯ | borrowed scenery | 借景 |
| 5 | 正解 | せーかい¯ | correct answer | 正確答案 |
| 6 | 感じ方 | かんじかた¯ | way of feeling | 感受方式 |
| 7 | 立ち止まる | たちどま\る | to stop walking | 停下腳步 |
| 8 | コツ | こつ¯ | tip / trick | 訣竅 |
| 9 | 気がつく | きがつ\く | to notice | 察覺 |
| 10 | 味わう | あじわ\う | to appreciate / savor | 體會/品味 |
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最後までお聞きいただきありがとうございます。
このエピソードのスクリプトは、WEBサイトで読むことができます。今日出てきた言葉も載せていますので、あとで復習してみてくださいね。
それでは今日はここまでです。 また次回のエピソードでお会いしましょう。


