#47　蚊に刺されやすいタイプって？

みなさん、こんにちは。日本語教師のたまです。
この番組は、日本語を勉強している人のためのpodcastです。
日本の生活や文化、日本語のことについて、できるだけわかりやすい日本語で話します。

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今日は６月28日金曜日。みなさん、いかがお過ごしですか。
暑くなってきましたね。それに梅雨ですから、雨が降ります。湿度が高くなります。じめじめ、むしむしします。じめじめは、湿度が高い、湿気が多い様子。むしむしは、湿気が多くて暑い様子です。

こんなふうに暑くなると、あの虫が、出てきますね。
プーンという音で飛んで来て、わたしたちの血を吸う小さい虫。
そう、蚊（か）です。蚊。

家の中に蚊が入ってくると、もう、うっとうしいですよね。うっとうしい、というのは、いやでいやで、手で払いたい、あっちに行け〜って追い払いたい、そんな気持ちです。
特に夜、寝ている時に、あのブーンという羽の音がすると、イライラして目が覚めてしまいます。

蚊に刺されるとかゆいですよね。そして肌が腫れたり、赤くなったりします。肌が腫れるというのは、ふくれる、盛り上がることです。

みなさんは、蚊に刺されやすいタイプですか？たとえば、部屋の中に、家族や友達と一緒にいる時、他の人は蚊に刺されないのに、自分だけ蚊に刺されてしまう。そんなこと、ありませんか？

実は、「蚊に刺されやすいタイプ」というのは、実際にあるのだそうです。
どんな人が、蚊に刺されやすいんでしょうか。

まず、お酒をよく飲む人。
蚊は、人のからだから出る二酸化炭素に反応して、近づいてきます。、二酸化炭素はCO2のことです。お酒を飲むと、からだから二酸化炭素がたくさん出ます。それで、蚊が寄ってきやすくなるのだそうです。

次に、体温が高い人。
蚊は、熱にも反応して近づいてきます。
妊娠中、妊娠している人や、赤ちゃんは、他の人に比べて体温が高いので、蚊に刺されやすいそうです。

それから、黒い服を着る人。
蚊は、黒や青など暗い色が好きなのだそうです。日焼けして肌が黒くなった人も、蚊に刺されやすくなるそうです。

そして最後は、足のにおいがする人。足がくさい人、ですね。
えっ、そんなことが？って思いますよね。でも蚊は、人の足のにおいが好きらしいですよ。特に足を蚊にさされやすいという人は、もしかしたら、足のにおいのせいかもしれませんね。

さあ、みなさん、どうでしょうか？みなさんは蚊に刺されやすいタイプですか？

さて、それでは、蚊に刺されないようにするには、どうしたらいいでしょうか。

まず、蚊が生まれる場所をなくすことです。
蚊が生まれるのは、水たまり。水がたまっているところです。家の周りやベランダ、庭などに、水がたまっているところがあれば、できるだけきれいにします。そして、蚊を家の中に入れないようにすることも大事です。

それから、蚊取り線香をたいたり、虫除けスプレーなどで予防するのも効果があります。
外で活動する時は、長袖の服を着る、長ズボンを履く、靴下を履くなど、肌が外に出ないような服装をすることも大事です。

蚊は、刺されてかゆいだけじゃなくて、蚊に刺されることが原因で、大きな病気になることもあります。人間を最も多く殺している生き物は、蚊だそうです。
やっぱり、できるだけ蚊にさされないように、注意した方がいいですね。

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では、今日のエピソードに出てきた単語を読みます。聞き取ってみてくださいね。答えはWEBサイトのスクリプトにあります。では、始めましょう。

１　湿度　しつど
２　湿気　しっけ
３　じめじめ
４　むしむし
５　血を吸う　ちをすう
６　うっとうしい
７　いらいらする
８　腫れる　はれる
９　蚊に刺される　かにさされる
10 二酸化炭素　にさんかたんそ
11 反応する　はんのうする
12 水たまり　みずたまり
13 蚊取り線香　かとりせんこう
14 虫除けスプレー　むしよけすぷれー
15 長ズボン　ながずぼん

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今回は蚊に刺されやすいタイプや、蚊に刺されない方法についてお話ししました。

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今日も最後までお聞きいただきありがとうございました。
それでは、今日はここまで。
また次回、お会いしましょう。