108 試験と生活|Exams and Daily Life|考試與生活

みなさん、こんにちは。「てくてく日本語」日本語教師のたまです。
この番組は、日本語を勉強している人のためのpodcastです。
日本の生活や文化、日本語のことについて、できるだけわかりやすい日本語でお話します。

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さて、今回のテーマは「試験と生活」です。

先日、JLPT 日本語能力試験の合格発表がありましたね。日本語能力試験は、日本語がどのくらい理解できるかを測るテストです。

今回の試験に合格したみなさん、ほんとうにおめでとうございます。

残念ながら不合格だった方にとっても、これまでの勉強は決して無駄にはならないとわたしは思います。

言語の学習は終わりがないですよね。いつまでも学び続けることができる。これが言語学習のおもしろさだと思います。

実はわたしも、11月に、とある試験を受ける予定です。実は、今年はこの試験を受けるつもりがありませんでした。なので、何も準備していませんでした。でも、8月になって、突然「やっぱり試験を受けよう」と思ったんです。試験まで3ヶ月ありません。正直、時間は全然足りませんから、合格するかどうかわかりません。でも、完璧に準備してから受けようなんて思っていたら、いつ試験を受けることができるか、わかりませんよね。わたしのような年代になると、悩んだり迷ったりして、止まっている時間は、もうあまり残ってないんです。今回の試験は、「とりあえず、やってみよう」と思ったんです。

それに、この試験は、日本語を教える教師のための試験ですから、わたしにとって必要な学びでもあります。わたしは2018年に日本語の教師の試験に合格しましたが、もうそれから7年もたってしまいました。日本語の教え方は年々変化しています。日本語を学習するみなさんの意識や、外国人を受け入れる日本の環境もいろいろ変化があります。なのでわたしも、いろいろな変化に対応して学ぶ必要があると思っています。

試験を受けようと決めたら、生活が変わりました。朝早く起きて、試験勉強の時間をつくるようになりました。わたしは若い頃は夜型で、夜の方が勉強に集中できるタイプでした、でも、歳をとるとだんだん、朝の方が頭が働くようになりました。それで、できるだけ午前中に勉強するようにしています。

それから、運動を始めました。どうしてかというと、わたしが受ける試験は、試験時間がとても長いんです。朝10時から夕方5時まで。途中、お昼休みはありますが、かなり長い時間、集中していなければなりません。それには体力が必要ですよね。わたしはふだん、ずっとパソコンの前に座って仕事をしていて、ほとんど運動をしていません。なので体力が落ちています。この長い試験時間を乗り切るためにも、体力をつけなくちゃだめだなあって思いました。それで、最近は、週に1〜2回ジムに行っています。ジムで運動すると、よく眠れるようになりました。これもいい変化だなあと思います。

試験を受けることを決めてから、生活のリズムがよくなったなあと思います。

わたしにとっては、試験みたいに、なにか目標があるほうが、健康的で充実した生活ができるのかもしれないです。

わたしが試験を受けようと思ったもうひとつの理由は、日本語を勉強しているみなさんの頑張っている姿をみていることです。みなさんががんばっている様子に、いつも励まされています。みなさん、ほんとにすごいです。わたしもがんばろう。うん。みなさん、一緒にがんばりましょうね。

ところで、日本語を勉強しているみなさんは、自分の日本語のレベルはどのくらいか、自分でわかりますか?JLPT、日本語能力試験の場合、N5からN1まで5つのレベルがありますね。だから、試験を受ければ、自分のレベルがわかります。
一方、世界にはCEFR(セファール)という、外国語の能力を国際的な基準で評価する方法があります。世界中で共通のルールを使って、外国語の力を比べられるようにすることです。日本語だけでなく、英語、ドイツ語、スペイン語、中国語など、さまざまな言語で、共通して使うことができる基準、ルールです。セファールはA1からC2まで、6つのレベルがあります。

日本語能力試験のN5とかN1などのレベルは、日本語だけの基準なので、他の国の言語と比較しにくいです。でもセファールでは、例えば、「私は英語はC1、フランス語はB1、そしてドイツ語はA2です。」と言うと、それぞれの言語がどれくらい使えるのか相手に伝わります。

JLPT、日本語能力試験では、今年の12月の試験から、試験結果にセファールも参考に表示されるようになります。詳しいことは、日本語能力試験の公式サイトを見てみてください。概要欄にリンクをのせておきますね。

https://www.jlpt.jp/about/cefr_reference.html


ここでみなさんに、ちょっとした役にたつ情報をご紹介します。

今説明したCEFRの基準で、自分の日本語能力を自分でチェックできるサイトがあるんです。それは「日本語能力自己評価ツール にほんごチェック!」という名前のWEBサイトです。このサイトでは、聞く、読む、書く、話すという能力それぞれについて、自分が、今、日本語でどんなことができるかチェックすることができます。これでチェックすると、たとえば、わたしは、読むことはC1レベルだけど、話すことはB1レベルだな、というように、客観的に知ることができるんです。こんなふうに、自分のレベルがわかっていると、自分にはどんな学習や練習が必要なのか、っていうことがわかってきますよね。そうすることで、目標や学習方法も決めやすくなります。

このにほんごチェックのサイトも、概要欄にリンクをのせておきますので、みなさん、ぜひチェックして参考にしてみてくださいね。

https://www.nihongo-check.bunka.go.jp


では、今日のエピソードにてきた単語練習しましょう。まず、単語をゆっくりみます。そのあと、ナチュラルスピード でみます。リピートやシャドウイングの練習使ってみてください。WEBサイトに英語中国もついています。参考にしてくださいね。

それでは、めます。

No. 語彙 ふりがな 英語 中国語
1JLPTジェーエルピーティ\ーJapanese Language Proficiency Test日語能力試驗
2日本語能力試験にほんご¯のーりょくしけ\んJapanese Language Proficiency Test日本語能力試驗
3合格ごーかく¯pass; success合格
4不合格ふご\ーかくfail不合格
5発表はっぴょー¯announcement發表
6準備じゅ\んびpreparation準備
7完璧かんぺき¯perfect完美
8年代ねんだい¯age group; generation年代
9対応たいおー¯cope with; correspond因應;應對
10体力た\いりょくphysical strength體力
11集中しゅーちゅー¯concentration專心
12乗り切るのりき\るto get through; overcome撐過去
13リズムり\ずむrhythm節奏
14充実じゅーじつ¯fulfilling; enriched充實
15励ますはげま\すencourage鼓勵
16CEFRセファ\ールCommon European Framework of Reference歐洲共同語言參考架構
17自己評価じこひょ\ーかself-assessment自我評估
18能力の\ーりょくability能力
19客観的きゃっかんてき¯objective客觀
20目標もくひょー¯goal目標


今日も最後までお聞きいただきありがとうございました。

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それでは、今日はここまでとなります。みなさん、よい週末をお過ごしください。
また次回、お会いしましょう。

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