163 計量カップの数字のひみつ|量杯數字的秘密|The Secret Behind Measuring Cup Numbers

みなさん、こんにちは。「てくてく日本語」日本語教師のたまです。この番組は、日本語を勉強している人のためのポッドキャストです。日本の生活や文化、日本語のことについて、できるだけわかりやすい日本語でお話します。

みなさん、こんにちは!今日も、日本語のリスニングを一緒に練習しましょう。

さて、みなさんは、数字を聞くのが得意ですか?「180」「200」「240」……。日本語の数字や単位は、パッと聞くと、少し難しいですよね。今日は「数字と単位を聞き取る練習」だと思って、ぜひ最後まで聞いてみてくださいね。

それでは、今日のテーマです。みなさんは、普段、家で料理をしますか?料理をするとき、水や調味料、小麦粉などの量を量るために、「カップ」を使いますよね。日本語では、このカップのことを「計量カップ」と言います。「計量」というのは、重さや量を正しく量ることです。実は、「1カップ」が何ミリリットルなのかは、国によって違います。さらに、日本では、大きさの違う2種類のカップがよく使われています。今日は、この「カップの数字のひみつ」についてお話しします。

まず、日本のキッチンで使われている2種類のカップを見てみましょう。1つ目は、水やお醤油、お酒などを量る、料理用の計量カップです。日本の料理用のカップは、1カップが200ミリリットルです。2つ目は、お米を量るためのカップです。炊飯器を買うと、一緒に付いてくる、透明な小さいカップがありますよね。このお米用のカップは、1杯が180ミリリットルです。料理用は200ミリリットル。お米用は180ミリリットル。同じ「カップ」なのに、大きさが違うんです。

お米用のカップは180ミリリットルですね。この180ミリリットルという数字には、日本の古い歴史が関係しています。昔の日本では、お米やお酒などの量を表すときに、「合」という単位を使っていました。「合」の漢字は「合格」の「ごう」です。お米1合は、約180ミリリットルです。明治時代、日本でもメートル法が使われるようになりました。そこで、昔から使われていた「1合」をミリリットルで表すと、約180ミリリットルになりました。そのため、今でも、お米を量るカップは180ミリリットルになっています。日本人にとって、「180ミリリットル」と聞くよりも、「お米1合」と言われたほうがわかりやすい時もあります。

今でも、日本では、「今日は、お米を何合炊きますか?」「2合炊きます」という言い方をします。

では、海外の「1カップ」は、何ミリリットルなのでしょうか。

アメリカでは、料理用の1カップは、約240ミリリットルだそうです。台湾でも、240ミリリットルを1カップとしているレシピが多いようです。日本の料理用カップは200ミリリットルですから、アメリカや台湾でよく使われるカップのほうが、少し大きいですね。

では、どうして240ミリリットルなのでしょうか。これには、昔から使われている単位が関係しています。アメリカでは、液体の量を表すときに、「オンス」という単位を使います。アメリカの1カップは、8オンスです。8オンスをミリリットルで表すと、約240ミリリットルになります。

日本のお米用カップは、昔の「1合」から180ミリリットルになりましたよね。アメリカの料理用カップは、「8オンス」から約240ミリリットルになったんですね。どちらの数字にも、その国で昔から使われてきた単位が残っているんですね。
同じ「1カップ」でも、200ミリリットル、240ミリリットル、250ミリリットルなど、国によって量が違うんです。

ですから、海外のレシピを見て料理をするときは、少し注意が必要です。たとえば、アメリカのレシピに「水を1カップ入れてください」と書いてあったら、約240ミリリットルです。でも、日本のレシピの「1カップ」は、200ミリリットルですから、同じ「1カップ」でも、40ミリリットル違います。特に、お菓子やパンを作るときは、材料の量がとても大切ですよね。どこの国のレシピなのか、そして「1カップ」が何ミリリットルなのか、確認したほうがいいですね。

また、日本でお米を炊くときは、料理用の200ミリリットルのカップではなく、180ミリリットルのお米用カップを使います。台湾の「電鍋」に付いているお米用のカップも、180ミリリットルのものが多いので、日本のお米用カップと同じように使うことができますね。

というわけで、今日のお話をまとめます。

日本の料理用カップは、200ミリリットル。日本のお米用カップは、180ミリリットル。これは、お米1合です。そして、アメリカや台湾のレシピでは、1カップを約240ミリリットルとしていることが多いです。

キッチンにある小さなカップですが、その中には、いろいろな国の歴史や文化が残っているんですね。みなさんの国では、「1カップ」は何ミリリットルですか?よかったら、コメントで教えてくださいね。


今日のリスニングは、いかがでしたか?「180」「200」「240」という数字を、しっかり聞き取ることができましたか?

それでは、今日出てきたことばを、一緒に確認しましょう。まず、単語をゆっくり読みます。次に、ナチュラルスピードで読みます。リピートやシャドーイングの練習に使ってみてください。それでは、始めます。

No. 語彙 読み方 English 中文(繁體字)
1 数字 すうじ¯ number; numeral 數字
2 単位 た\んい unit of measurement 單位
3 調味料 ちょうみ\りょう seasoning; condiment 調味料
4 計量カップ けいりょう¯カ\ップ measuring cup 量杯
5 量る はか\る to measure 量;測量
6 炊飯器 すいは\んき rice cooker 電鍋;電子鍋
7 1合 いちご\う one gō (about 180 mL) 一合(約180毫升)
8 メートル法 メートルほう¯ metric system 公制
9 表す あらわ\す to express; to represent 表示;表達
10 液体 えきたい¯ liquid 液體


ここからは雑談です。秋になりましたが、梅雨みたいな気候ですね。雨が続くと湿気が多くなります。わたしは今年、小さい布団乾燥機を買いました。雨が続いて、布団が少しじめじめするようなときに、布団を乾燥させる機械です。小さいものなので、あまりパワーはないんですが、それでも布団がさらっと乾くので気持ちよく眠れます。いい睡眠って大事ですよね。こんなに違うならもっと早く買えばよかったなあ、と思っています。

はい、ということで、今回も最後までお聞きいただき、ありがとうございました。

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それでは、また次回。
みなさん、よい週末をお過ごしください。

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