136 春は「節目」の季節|Spring Is a Season of Turning Points|春天是「節目」的季節|Japanese Listening
みなさん、こんにちは。「てくてく日本語」日本語教師のたまです。
この番組は、日本語を勉強している人のためのポッドキャストです。
日本の生活や文化、日本語のことについて、できるだけわかりやすい日本語でお話します。
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今日のテーマは「節目(ふしめ)」です。
みなさんは、「節目」という言葉を聞いたことがありますか。
何かが終わって、次の何かが始まる時、私たちは「節目」という言葉を使うことがあります。
春は、まさにそんな季節ですね。
卒業や入学、引っ越し、新生活など、春にはいろいろな変化があります。
特別なことがなくても、なんとなく新しい気持ちになることがあります。
こういう時によく使う言葉が、「節目」です。
今日は、この「節目」という言葉の意味や、春がどうして「節目の季節」と言われるのかについて、話してみたいと思います。
「節目」というのは、人生の中の区切りのことです。
何かが終わって、次の何かが始まるタイミング。
そして、気持ちを切り替える大事なポイント、という意味があります。
もともと「節」という言葉は、竹や木にある、途中の区切りのような部分のことです。
竹を思い浮かべると、まっすぐに見えますが、よく見ると、いくつか区切りがありますよね。
そのイメージから、人の生活や人生の中でも、「ここがひとつの区切りです」という時に、「節目」という言葉を使います。
春には、この「節目」を感じる場面がたくさんあります。
たとえば、卒業です。
卒業は、今までの学校生活が終わるタイミングですね。
毎日通っていた学校を離れて、先生や友達と別れることになります。
さびしい気持ちもあると思いますが、同時に、次のステージが始まる前の、大事な区切りでもあります。
入学も、春の大きな節目です。
新しい学校、新しい教室、新しい先生、新しい友達。
入学すると、生活が大きく変わることがあります。
楽しみな気持ちもありますし、少し緊張することもありますよね。
そういう気持ちもふくめて、気持ちが切り替わる大事な時です。
引っ越しや新生活も、春らしい節目です。
住む場所が変わったり、仕事が変わったり、勉強する環境が変わったりすると、毎日の生活も少しずつ変わります。
使う駅が変わることもあるし、朝起きる時間が変わることもある。会う人が変わることもあります。
「ここからまた新しい生活が始まるんだな」と感じる、そんなタイミングです。
日本では、学校も会社も、4月から新しく始まることが多いです。
4月は、新年度の始まりでもあります。
学校や会社では、4月からまた新しい1年が始まる、という感じですね。
だから春は、「ここからまた始まるんだな」と感じやすい季節なんだと思います。
この時期に「なにかを始めよう」と思う人も多いはずです。
わたしは今はもう、学校にも会社にも行っていないので、4月から始まる新年度の感覚は薄れています。
でも、自分の生活があまり変わらなくても、まわりの人が卒業したり、引っ越したり、新しい仕事を始めたりします。
そういう空気の中にいると、自分もなんとなく気持ちを切り替えたくなって、
「何か始めようかな」という気持ちになります。
たとえば、朝の時間の使い方を少し変えてみようかな、とか、散歩の時間を少し増やしてみようかなとか、そんなことを考えることがあります。
何か特別なことがなくても、「少し新しい気持ちになった」と感じたら、それも節目といえるのかもしれません。
春は、何かが終わって、何かが始まる季節です。
大きな変化がある人も、そうではない人も、新しい気持ちが生まれる季節だと思います。
みなさんにとって、この春はどんな季節でしょうか。
大きな節目がある人もいると思いますし、小さな気持ちの変化を感じている人もいるかもしれませんね。
今日は、「節目」という言葉の意味と、春がどうして「節目」の季節だと言われるのかについてお話ししました。
では、今日のエピソードに出てきた単語を練習しましょう。
まず、単語をゆっくり読みます。次にナチュラルスピードで読みます。
短いフレーズも読むので、リピートやシャドーイングの練習に使ってみてください。
発音やアクセントにも気をつけて聞いてみてくださいね。
それでは、はじめます。
1 節目 ふしめ\
→ 春は節目の季節です
2 区切り くぎり\
→ 大事な区切りになる
3 切り替える きりかえ\る
→ 気持ちを切り替える
4 卒業 そつぎょー¯
→ 学校を卒業する
5 入学 にゅーがく¯
→ 大学に入学する
6 引っ越し ひっこし¯
→ 春に引っ越しをする
7 新生活 しんせ\ーかつ
→ 新生活が始まる
8 新年度 しんね\んど
→ 4月から新年度が始まる
ここからはコメントのご紹介です。134 「世界のコーヒーを楽しむ」のエピソードにコメントいただきました。台湾のチャンさんからです。
「先生こんにちは。いろんな国のコーヒーの香りと味が味わえて幸せですね。私はコーヒも好きですがウーロン茶とかプーアル茶とかほぼ毎日飲んでいます。ホットココアは冷え込んでいたときに飲みます。」とのことです。
わたしもウーロン茶好きです。台湾に行った時、いろんな種類のウーロン茶を飲みました。台湾のウーロン茶は日本のウーロン茶とは全然違うんですよね。日本で売っているペットボトルのウーロン茶や、居酒屋で出てくるウーロン茶、あれをウーロン茶だと思っている日本人は多いです。だから、初めて台湾でウーロン茶を飲むと、全然違うから、びっくりすると思います。チャンさんも毎日おいしいウーロン茶を味わうことができて幸せですね。
それでは、今回も最後までお聞きいただき、ありがとうございました。 このPodcastを気に入っていただけたら、フォローや高評価をしていただけるとうれしいです。みなさんからのコメントも、とても励みになっています。いつもありがとうございます。
それでは、今日はここまでとなります。
また次回、お会いしましょう。


